TOP image

マイナンバーカードのメリットとデメリット|通知カードとの違い

2020年 7月 3日  2020年 5月 12日

マイナンバーカードのメリットとデメリット|通知カードとの違い

この記事では、マイナンバーカードのメリットとデメリットついてご紹介しています。

マイナンバーカードの普及率がまだまだ低い状況ではあります。

そもそもマイナンバーカードを作ることで、どんなメリット、デメリットがあるのか?

マインナンバーと通知カードの違いは?

そんなマイナンバーカードに関する情報をまとめてみたので、さっそくみていきます。

マイナンバーカードとは

マイナンバー(個人番号)12桁が記載されたカードです。

カードはプラスチック製で、ICチップが付いています。

顔写真付のカードとなり、公的な身分証明書として利用することができます。

マイナンバーカード

画像引用先:内閣府

マイナンバー通知カードとは

マイナンバー(個人番号)12桁をお知らせする紙です。

マイナンバーを確認、証明することができます。

マイナンバー通知カード

画像引用先:内閣府

マイナンバー通知カードの廃止へ

マイナンバー通知カードは、5月25日で廃止の予定となります。

通知カードに記載された、氏名、住所、生年月日などの情報が、住民票と一致している場合、引き続きマイナンバーを証明する書類として利用することできます。

もし名字や住所に変更があり、今後も通知カードの利用をしたい方は、5月22日までに以下の手続きをするようにしましょう。

  • 通知カードの再発行(発行手数料:500円)
  • 通知カードの記載事項変更

廃止後は、氏名や住所の変更、再発行はできなくなります。

変更しないまま廃止を迎えても、マイナンバーを証明する方法はあるので、ご安心ください。

通知カード廃止後のマイナンバーを証明する方法としては、以下の2つになります。

  • マイナンバーが記載された住民票(発行手数料が必要)の写しを取得する
  • マイナンバーカードを作る

身延町公式サイト:通知カードに関するお知らせ

マイナバーカードのメリット

メリット5つを具体的にご紹介します。

公的な身分証明書として使える

運転免許証やパスポートをもっていない方にとって、最大のメリットではないでしょうか。

マイナンバーの提示や本人確認ができるカードとして、口座開設やパスポートの新規配給など、いろんな場面で活用することができます。

コンビニで公的な証明書の取得ができる

コンビニで公的な証明書(住民票、印鑑登録証明書など)を取得することができます。

使用頻度の高い証明書が、住民票のある市町村窓口に行かなくても取得できることは、時間短縮・発行手数料の節約になります。

残念ながら、身延町では対応していません。(現在:2020.5.14)

電子証明書を利用するオンライン申請ができる

自営業、フリーランスの方には大きなメリットかと思います。

一番身近な申請手続きだと、e-taxを利用した確定申告でしょうか。

マイナーポータルの利用ができる

マイナポータルとは、政府が運営するオンラインサービスのことです。

サービス利用には、マイナンバーカード以外に『パソコン+ICカードリーダー』もしくは『スマートフォン』が必要になります。

お手持ちの端末が利用できるか確認する

マイナポータルとは?

マイナポイントがもらえる(2020年7月〜)

キャッシュレスでのお買い物、もしくはチャージに対して、25%相当(上限5000円相当)が還元されます。

マイナポイントの利用について

マイナポイントの受取や利用をお考えの方は、事前準備が必要となります。

マイナポイントをもらうための事前準備

マイナポイント事務局:公式HP

今後に期待のメリット

自治体ポイントをためることができる

ポイントのため方
  • 自治体のボランティア・地域イベントなどに参加する
  • クレジットカードのポイントや航空会社のマイルから交換、合算する
ポイントの使い方
  • 地域の商店でのお買い物に使う
  • オンラインショップから全国の特産品の購入に使う

参加する自治体、自治体ポイントのたまるイベントが少なく、現在の状況でメリットというには厳しいですが、今後の展開次第でお得に活用できるかも?

自治体ポイントナビ:公式HP

マイナバーカードのデメリット

デメリット4つを具体的にご紹介します。

紛失、盗難のリスク

マイナンバーが他人にばれた場合、個人情報が出回るリスクがあります。

マイナンバーカードの管理には、十分お気を付けください。

紛失、盗難にあった場合の対処方法
  1. マイナンバーカードの利用停止手続きをする
  2. 警察に遺失届の提出する
  3. 受理番号を控える
  4. 住民票のある市町村窓口で届け出をする
  5. マイナンバーカードの再発行手続をする

利用停止手続きは、以下の連絡先になります。

マイナンバー総合フリーダイヤル(TEL:0120-95-0178)24時間365日対応

再発行には手数料(1,000円)がかかります。

記載内容変更の手続きが必要

氏名や住所など、変更が発生した場合、14日以内に記載内容の変更手続きが必要になります。

結婚や引っ越しをした時に、運転免許証も同じような手続きをしますよね。

ただ運転免許証と違うところは、住所を変更するスペースがいっぱいになると、カードの再交付となります。

手数料は無料ですが、マイナンバーカード交付申請をもう一度手続きする必要があります。

転勤族のような引っ越し回数が多い方には、正直めんどくさいですね。

マイナンバー通知カードが廃止!?引っ越しの多い転勤族はどうしたらいい?

マイナンバー通知カードが5月25日で廃止予定となります。マイナンバーカードの普及率がまだまだ低い状況ではあるので、お手持ちのマイナンバー通知カードがどうなるのか?引っ越しの多い転勤族はどうしたらいいのか?引っ越しの多い転勤族視点でそんな疑問の答えを詳しくご紹介します。

継続利用の手続きが必要

引っ越しをする時に、住民票のある市町村窓口へ提出する転入届。

この転入届を提出した日から90日を経過するまでに、マイナンバーカードの継続利用手続きが必要になります。

変更しなかった場合、マイナンバーカードは失効し、再発行をする必要があります。

再発行には手数料がかかってしまうので、必ず転入届と一緒にマイナンバーカードを持参し、手続きをするようにしましょう。

マイナンバーカードには有効期限がある

ちなみに、通知カードには有効期限がありません。

有効期限については、カードの表面に印字されています。

(記載例:年 月 日まで有効)

マイナンバーカードの有効期限
  • 20歳未満の場合、発行から5回目の誕生日
  • 20歳以上の場合、発行から10回目の誕生日

メリットの一つに挙げた、コンビニで公的な証明書の取得ができる、電子証明書にも有効期限があります。

こちらは年齢に関係なく、発行から5回目の誕生日となっています。

カード表面の電子証明書の有効期限欄には、何も書かれていないので、住民票のある市町村窓口にて記入してもらうか、自分で記入するようにしてください。

更新手数料は無料になります。

有効期限の3か月前から手続きが可能となるので、忘れずに更新手続きをするようにしましょう。

更新手続き:参考リンク

まとめ

マイナバーカードのメリットとデメリットついてご紹介しました。

デメリットばかりに目がいっていしまいますが、今後マイナンバーカードを利用するサービスが拡大すようなので、この機会にマイナンバーカード作成について、考えてみるのはいかがでしょうか。

マイナンバーカード交付申請の方法については、こちらの記事をご参考ください。

身延町でマイナンバーカード交付の申請をするには?申請と受取方法の手順を紹介

身延町でマイナバーカード交付の申請方法についてご紹介しています。申請方法は5種類あり、それぞれおすすめ度(☆☆☆)と合わせて手順を詳しくまとめています。

マイナンバー総合サイト:参考リンク